DX レポート公開から 3年、COVID-19 の影響を受けてのリモートワーク化は進んだ一方、本来の意味での「デジタルトランスフォーメーション」への取り組みは道半ばという企業も多いのではないでしょうか?
一方でデジタルは産業構造そのものを変える勢いで進み、デジタル化により圧倒的な競争力のあるビジネスを実現している企業も現れています。
この勢いに遅れないためにも、改めてデジタル化戦略を振り返る参考となるトピックを用意しました。
内製化によるデジタル変革を推進する組織体制の紹介や、データ活用による意思決定の迅速化を実現した先進的事例など、経営層の皆様に聞いていただきたいトピックから、DX 課題解決のためのソリューションやサービスの紹介まで、幅広く紹介します。
DX にこれから取り組まれる方も、すでに DX に取り組まれている方も、ぜひご参加ください。
オンデマンド配信中
開催概要
- 開催場所
オンライン開催
※ 参加 URL は参加お申し込み後にメールにてお知らせします。 - 参加費
無料 / 事前申込み制
※ 同業の方の参加をお断りさせて頂く場合があります。あらかじめご了承ください。 - 対象
DX を推進するための全社的な体制や
取り組み方法を検討している方内製化によるデジタル化を
検討している方特定業務分野におけるDX のための体制
や取り組み方法を検討している方データを活用したビジネス戦略や、
デジタルツール間、業務との連携
を検討している方課題解決のためのソリューションや
サービスに関する最新情報や
ユースケースを必要とされている方 - 主催
日本ビジネスシステムズ株式会社 - 共催
株式会社三菱総合研究所
日本マイクロソフト株式会社 - 開催日時
2022年6月16日(木)11:00-14:20
※ 内容は予告なく変更する場合があります。
開催詳細
11:00-11:15
オープニングセッション
- DX Shift 2022
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 代表取締役社長
- 牧田 幸弘
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 執行役員
- クラウド事業推進本部長
- 田中 健司
11:15-11:45
基調講演
- DX リスタート
~デジタルビジネス変革とデータ駆動経営で再考しよう~
2020年は DX元年と呼ばれ、多くの企業で DX 推進計画が策定された。コロナ禍に伴いデジタル化の波はさらに加速して、企業の変革を促しつつある。しかし、日本ではテレワークやハンコレスは進んだが、本質的な DX 推進に苦戦している企業が多いようだ。
本講演では、まず三菱総合研究所の DX 推進状況調査の結果から、DX への取り組み状況とその課題を紐解く。
DX の取り組みが進まない原因はいくつもあるが、特に重要な原因は、上位の DX 戦略の弱さ、レガシーシステムの束縛、データ活用の失敗、である。それぞれ DX ビジョン、DX ジャーニー、データ駆動経営という解決策が有効である。
なかでも DX ビジョンを策定する上で、デジタルビジネス変革をしっかり描くことが DX 成功の鍵となる。
ビジネス変革といっても、全く新しいビジネスを創出するわけではない。自社の強みを伸長するべきである。
代表的な 4タイプのデジタルビジネス変革を具体事例と共に紹介する。
- 株式会社三菱総合研究所
- 研究理事
- デジタル・トランスフォーメーション部門 副部門長
- 比屋根 一雄 氏
11:45-12:15
社長対談
- トヨタシステムズが考える~デジタル技術の「手の内化」が変革の要
トヨタシステムズは、トヨタ自動車株式会社様の 100% 出資会社で、2019年1月にトヨタコミュニケーションシステム、トヨタデジタルクルーズ、トヨタケーラムの 3社とトヨタ自動車の情報本部からの業務移管を受け、四位一体でスタート。トヨタ・トヨタグループ全体の業務を支える IT を構築・サービス提供をしています。
トヨタシステムズでは、レガシーのモダナイゼーションとデジタル化の両軸を強化することでトヨタグループのインフラを支えています。DX を進める際に多くの企業がこの 2つを同時に強化する困難さに直面していますが、この困難に挑戦を続けるトヨタシステムズの取り組みから見えてくるキーワード「手の内化」。そこには人材育成にもつながる企業戦略があります。
トヨタシステムズと JBS の経営トップ同士が DX の要について対談します。北沢 宏明 氏 略歴
1984年トヨタ自動車に入社。情報システム関係を一貫して担当。常務理事・領域長を歴任し、2019年より新会社トヨタシステムズの代表取締役社長に就任。
- 株式会社トヨタシステムズ
- 代表取締役社長
- 北沢 宏明 氏
- (元トヨタ自動車株式会社 常務理事・情報分野長)
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 代表取締役社長
- 牧田 幸弘
12:15-12:43
お客さまパネルセッション
- ユーザー部門主導でデータ分析基盤を構築
誰でも必要な時に必要なデータの取得が可能に
2026年に創業 100周年を迎える株式会社集英社(以下、集英社)。従来の紙媒体の出版だけでなく、デジタルコンテンツや海外市場における売り上げなど多岐に渡る販売データの、サイロ化が課題でしたが、必要なときに、必要な形で販売情報を分析するためのデータ分析基盤を利用部門主導で構築されました。出版業界に精通した ADKマーケティング・ソリューションズとデータ基盤構築の抱負な実績を持つ JBS とのプロジェクト成功の秘訣を伺います。
- 株式会社集英社
- コミック販売部 コミック販売第2課
- 主任
- 須藤 明洋 氏
- 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ
- マーケティングインテリジェンスセンター
- 第1プランニングユニット アーキテクトグループ
- 安西 麻里子 氏
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- ビジネスソリューション本部 Dynamics プラットフォームソリューション部 データソリューション1グループ
- 鵜澤 佑太
- 通信・メディア・サービス・公共本部 メディア・エンターテインメント部長
- 池田 翼
12:43-13:43
ブレイクアウトセッション
戦略、ローコード開発、データ分析・活用、クラウド、セキュリティの
5つのテーマで 各 3セッションをお送りします
- 12:43-13:03
- A-1
- DX の要 内製化はどう進めるか
コロナや Z 世代の企業活動参画などで、デジタルツールを日常的に使いこなす環境は加速度的に進んでいる一方、ビジネスの現場でのデジタル化についてはまだまだ発展途上といえるかと思います。DX レポートを始めデジタル変革の要は内製化の推進といわれていますが、あらためて内製化の意味やその推進において考慮すべきことを、企業の内製化支援の現状から考察します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- ビジネスソリューション本部長
- 秋山 雅道
- 13:03-13:23
- A-2
- アウトソースの活用が DX を加速
日本で DX が進まない理由の1つとして、既存業務の負荷が挙げられます。そのような現状の中で、すべてを内製化するのは効率も悪く現実的でないことも多いかと思います。標準的なノウハウが確立されている領域についてはアウトソースを併用することで DX を加速することが可能です。どのような領域をアウトソースすることが効果的なのかを探ります。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- 執行役員
- クラウドサービス事業部門 担当
- 安田 博一
- 13:23-13:43
- A-3
- CCoE 取り組み事例を交えて解説 クラウド DX 推進 目の前の壁を乗り越える戦略
大きな変化に対応し、迅速にビジネス変革を成し遂げようとするとき、クラウドで提供されるリソースの有効な利用は必須条件となりつつあります。本セッションではクラウドで推進する DX の障壁とその乗り越え方、そして注目される組織戦略 CcoE(Cloud Center of Excellence)、そしてクラウド導入のベストプラクティス CAF(Cloud Adoption Framework)について、取り組み例も交えてその有用性を説明します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- クラウド事業推進本部
- CCoE部長
- 野田 泰宏
- 12:43-13:03
- B-1
- 20分でおさらい ローコード開発とは
-Power Platformに期待していいの?-
ローコード開発が実用化を迎え、さまざまな製品がリリースされています。アプリケーション開発の選択肢が増える中、「業務に利用できるのか」「どこまでローコード開発に期待できるのか」など、まだまだ分からないことも多いのが現状です。本セッションは、いまさら聞けないローコード開発のメリットとデメリット、ローコード開発プラットフォームである Power Platform をテーマにできること、使いどころをおさらいする 20分です。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- コンサルティングサービス本部 アドプション&チェンジマネジメント部
- アドプション&チェンジマネジメントグループ
- マネージャー
- 須藤 真希子
- 13:03-13:23
- B-2
- 内製化を成功させるローコード開発のススメ
-JBS 導入事例で理解する-
アプリケーション開発を簡単にするローコード開発の真価を発揮させるためには、内製化の実現が近道です。
本セッションでは、Microsoft 365 と親和性が高く、取っつきやすい Power Platformを利用した内製化を進めるための 5つのコツを解説するとともに、JBS が自社内で内製化を進めるにあたって実際に考慮した点や、業務部門が作成・利用しているアプリの概要を通して内製化に向けて考慮すべきコトを説明します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- コンサルティングサービス本部 アドプション&チェンジマネジメント部
- 部長
- 森居 真理子
- 13:23-13:43
- B-3
- 失敗を防ぐ Power Platformの導入プロセスとは?
-内製化に導くための方法論の一例教えます-
ローコード開発プラットフォームは、プラットフォームの上に、「いつ・だれが・なにを・なんのために」アプリを作り、「どこで・どのように」使い、育てていくのかによって企業に根付くものになるかが変わってきます。 Power Platformは、はじめの一歩に使うには最適なツールですが、その一方で定着させるためにはさまざまなハードルがあります。
定着化に向けてどのような企業にも訪れるハードルを乗り越え、使いこなしていくための方法論の一例を解説します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- コンサルティングサービス本部 アドプション&チェンジマネジメント部
- 部長
- 森居 真理子
- 12:43-13:03
- C-1
- クラウド時代のインフラセキュリティ~IaaS/PaaSセキュリティのあるべき姿とは~
クラウドを導入するにあたってセキュリティに不安があるで踏み切れないというケースが多く見受けられます。IaaS/PaaS 環境において考慮すべきセキュリティリスクと、セキュリティ課題の解決に向けたアプローチについて解説します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- ソリューション推進本部 Azure/ビジネスソリューション部 2課
- 豊田 友理子
- 13:03-13:23
- C-2
- Microsoft Azure運用のコツ~統制管理に必要な"ランディングゾーン"とは?~
Microsoft Azureを使い始めている、または導入を検討しているが運用について不安があるお客さま向けに、クラウドを最大限に且つ安全に利活用するための土台である「ランディングゾーン」について、最新事例とともに説明します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- クラウドマネージドサービス本部 マネージドサービスセンター
- マネージドサービス2グループ
- マネージャー
- 中西祐太郎
- 13:23-13:43
- C-3
- 【無料でも可能】「Azureの仕組み」をAzure以外にも適用する方法をMicrosoft MVPからお伝えします!
Azure の中で Azure の仕組みが利用できるのは当たり前ですが、実は「Azure」は Azure の外にもどんどん広がっています。Azure の便利な仕組みをそのまま既存の環境に適用できたら…どうでしょうか?Azure をすでに使っている組織はもちろん、まだ Azure を利用していない組織の方にもおすすめの「Azure 外で Azure を始める方法」をお伝えします!ハイブリッドクラウド、マルチクラウドにも展開可能ですよ!
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- クラウド事業推進本部 CCoE部
- エグゼクティブエキスパート
- 胡田 昌彦
- 12:43-13:03
- D-1
- ビジネスに直結するデータ利活用3つのポイント~オールインワンのデータ利活用プラットフォーム「ForePaaS」~
ビジネス価値向上に直結するデータ利活用 3つのポイントを紹介します。三菱総合研究所(MRI)はこれまで、あらゆる分野におけるさまざまな企業および官公庁にデータ分析支援や AI モデルを提供してきました。しかし、AI モデルを作っただけでは企業や社会の抱える課題は解決しません。実際のビジネス・業務・社会に「実装」して、収益増・業務効率化といった効果を得て初めて価値が生まれるのです。
このセッションでは、さまざまなお客さまのデータ利活用を支援してきた MRI が、どのような課題に直面してきたのかを、具体例・事例を交えながらお伝えするとともに、データ利活用における大切な 3つのポイントを紹介します。
さらに、ポイントを押さえて実際にデータ利活用していくためのオールインワンのデータ利活用プラットフォーム「ForePaaS」を、実際の画面も含めて紹介します。
- 株式会社三菱総合研究所
- 金融DX本部
- 研究員
- 天野 厳斗 氏
- デジタル・トランスフォーメーション部門統括室
- 研究員
- 梅田 直樹 氏
- 13:03-13:23
- D-2
- クイックに構築するデータ分析基盤 Azure Synapse Analyticsの使いどころ、そしてデータ分析に向けた Azure の利活用
近年 DX 推進が叫ばれている中、データの利活用が思うように進んでいない環境が多くあります。 このセッションでは共通セッションにて説明した集英社様、ADK様の事例を踏まえて Azure Synapse Analytics についての説明やデータ分析の進めていく中での Azure の利活用について解説します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- ビジネスソリューション本部 Dynamics プラットフォームソリューション部
- データソリューション1グループ
- 鵜澤 佑太
- 13:23-13:43
- D-3
- すぐに始められるコミュニケーションの見える化
〜テレワーク中の従業員の働き方を可視化し、エンゲージメントの向上を目指す~
テレワークが当たり前となったニューノーマル時代において、会社の生産性向上と合わせて、従業員のエンゲージメント向上が経営課題の 1つとして叫ばれています。
これまで見えてこなかった組織としての行動様式をMicrosoft Vivaインサイトを用いたコミュニケーションデータを用いて、どのように社員の行動変革を促し、会社の生産性向上や従業員エンゲージメントを向上さたのか?JBS の事例を交えて、組織の行動変革に資するデータ活用方法を紹介します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- コンサルティングサービス本部 ワークスタイルイノベーション部
- ワークスタイルイノベーショングループ
- マネージャー
- 小野 喜人
- 12:43-13:03
- E-1
- マイクロソフトのゼロトラストとセキュリティ製品の最新動向
DX が急激に進むなか、セキュリティ対策は企業にとって大きな課題となっています。クラウド活用やテレワークの普及により、安全性を担保できない様々なリスクが顕在化しつつあり、「何も信頼しない」を前提にセキュリティ対策を講じる必要が生じています。
本セッションでは、マイクロソフトの Azure Active Directory におけるゼロトラストの基本と、セキュリティソリューションに関する数多くのアップデート情報の中から、最近の製品動向をピックアップしてコンパクトにお伝えします。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- コーポレート戦略本部 ストラテジックアライアンス室
- エキスパート
- 秋葉 俊明
- 13:03-13:23
- E-2
- Microsoft Purview による内部不正対策とデータ保護
クラウドシフト、DX 推進による環境の変化がビジネスモデルの変革や多様な働き方を実現しています。データが企業や組織の内外の枠を超えて活用される時代において、内部不正による情報漏洩、セキュリティ事故についてはこれまで以上に関心が高まっています。
本セッションでは、データ資産全体の管理、保護に役立つ包括的なソリューションである「Microsoft Purview」(旧名称 Microsoft Compliance)による対策と JBS が提供するワークショップ、サービスを紹介します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- クラウドセキュリティ&デバイス本部 クラウドセキュリティ部
- シニアエキスパート
- 須藤 雅人
- 13:23-13:43
- E-3
- 最新のマルウェアに対応する!今すぐ実施すべき 2つの対策をご紹介
従来型のマルウェア対策では、Emotet などの新種マルウェアに対応できません。このセッションでは、これらに対して効果の高い 2つの対策を紹介します。 1つ目はメール添付ではない新しいファイル共有方法の導入、2つ目はマルウェアをダウンロード・実行してしまった場合に有効な製品について紹介します。
- 日本ビジネスシステムズ株式会社
- クラウドマネージドサービス本部 テクニカルサポートセンター
- エキスパート
- 寺田 敬佑
- クラウドマネージドサービス本部 エンドポイントサービスセンター
- エンドポイントセキュリティサービスグループ
- 板東 駿弥
13:43-14:19
スペシャルセッション
- 未来を創造するマイクロソフト戦略最前線
シアトルから直送でお届けするマイクロソフト戦略最前線!メタバース、AI、衛星通信など、これからの社会、ビジネスを創りだし変えていくマイクロソフトの最新情報を、楽しいクイズ形式でお届けします。※当セッションの内容は2022年5月1日現在のものとなります
- 日本マイクロソフト株式会社
- Microsoft Azure シニアプロダクトマーケティングマネージャ/Growth Business Lead
- 石坂 誠 氏