――まずは、自治体DXに取り組む中で、「fiebie」の導入を検討された経緯をお聞かせください。
北海道伊達市は雨や雪が少なく、比較的温暖で過ごしやすい気候です。市街地の中心部に商業施設や医療機関、福祉施設などが集中するコンパクトシティであり、坂道も少ないため、自然の中での暮らしと利便性が調和した環境を求めて移住する高齢の方も少なくありません。
一方、若年層の市外への流出は進んでおり、より時代に合ったまちづくりで「住み続けたい人」「戻ってくる人」を増やすことが急務です。そこで、いち早く自治体DXに取り組み、行政サービスの効率化による住民の利便性向上、そして地域活性化につながる人材の創出を目指してきました。
北海道伊達市の年度別住民基本台帳人口
年度別住民基本台帳人口によると、北海道伊達市の人口総数の減少は緩やかである一方、高齢化率が上昇している
出典:「伊達市の人口・世帯数」|北海道伊達市
https://www.city.date.hokkaido.jp/hotnews/detail/00000953.html
まず取り組んだのは、先進的な民間企業に倣って「Microsoft 365」を導入したことです。その際に、ファイル共有などの情報交換が煩雑な「αモデル」から、業務端末や業務システムを全面的にインターネット接続系へ移行する「β′モデル」の要件を満たしました。庁内や外部と扱うファイルのやりとりをクラウドにした結果、これまでインターネットへのアクセスが叶わなかった業務端末の作業も捗るようになりました。
しかし、メールの利用が増え、庁内外へのファイル送信が手軽になったことで、セキュリティリスクが高まっていったのも事実です。重大なインシデントが起こる前に手を打つ必要があると考えたことが、「fiebie」導入のきっかけになりました。


JBS 担当者からのコメント