セキュリティリスクの増大
アプリケーションに予期せぬ脆弱性が含まれる可能性があり、データ漏洩や不正アクセス等のセキュリティリスクが発生
Microsoft Power Platform を
活用した市民開発により発生しがちな
野良アプリケーションの乱立問題を解決し、
適切な運用管理を整備します。
Power Platform を活用した市民開発
Microsoft Power Platform(以下、Power Platform)を活用したローコード開発は、専門知識がない方でもアプリやフローを作成できるため、企業の DX 推進に役立ちます。一方で、適切な運用管理がなされないまま市民開発が進むと、野良アプリケーションが乱立し、以下のような課題が生じます。
アプリケーションに予期せぬ脆弱性が含まれる可能性があり、データ漏洩や不正アクセス等のセキュリティリスクが発生
リソースを消費することで、システムのパフォーマンスの低下等により、無駄なコストを発生させる原因にも
作成者の異動・退職により、アプリケーションのメンテナンスができなくなり、業務への影響も
市民開発の急速な普及に対し、
情報システム部門による
現状把握と運用が追い付かず、
野良アプリケーションが乱立している企業向けに
野良アプリケーション
解消支援パッケージ
を
提供します
野良アプリケーション解消支援パッケージ
を
提供します
野良アプリケーション対策に必要な 3つのステップをパッケージで提供します。
本パッケージを活用することで、野良アプリケーションを解消できるだけでなく、
安全性とガバナンスを備えた Power Platform の運用業務を整備することが可能です。
SERVICE
現状調査
環境に存在するアプリ・フローを可視化するツールの提供に加え、環境構築に必要な容量の有無を調査します。
運用方針策定
JBS が推奨する環境構成に対応したガイドブックを提供し、検討事項をディスカッションを通じて整理・確定します。※オプションで運用設計や設定値の投入も可能です。
アプリ・フローの移行
策定した運用方針に基づき、各環境へのアプリ・フローの移行手順書を提供します。
STEP 1 現状調査 (約 2週間)
お客さまの Power Platform 環境に存在するアプリケーションやフローを可視化するため、情報取得用の PowerShell スクリプトを提供します。こちらをお客さま自身で実行していただくことで、現状の環境内の状況を正確に把握できます。
STEP 2 運用方針 策定 (約 6週間)
環境設計や DLP ポリシーについて、お客さまと協議しながら運用方針を策定します。
決定した利用方針は運用ガイドブックとして提供し、お客さまはその内容に基づいて Power Platform の各種設定を行うことができます。
STEP 3
アプリ・
フローの移行
(約 2週間)
STEP 1 で洗い出したアプリケーションやフローを、 STEP 2 で策定した運用方針に合わせて再配置するための手順書を提供します。移行作業はお客さま自身で行っていただきます。
各ステップの作業で発生するお客さまからの質問に対応するため、15時間の QA サポートをセットで提供します。必要に応じて、オプションで時間の追加も可能です。
SCHEDULE
価格 ¥ 1,800,000 〜 (税抜)
野良アプリケーションとはどのようなものですか?
野良アプリケーションとは、管理者が把握しておらず、利用用途や実行履歴が不明なアプリやフローのことです。具体的には、「企業が定めたルールに沿って作成・管理されていないもの」、「利用目的や実行履歴が不明なもの」、「作成者がすでに退職しており、誰が管理しているかわからないもの」を指します。これらは、セキュリティリスクや予期せぬコストの発生につながる可能性があるため、適切な管理が重要になります。
既に Power Platform を活用していて、誰がどのくらいアプリケーションを作り、それがどのくらい使われているかわからない状態です。今からでも対処できますか?
多くのお客さまが同じ悩みを抱えており、野良アプリケーションをなくすために必要な施策をまとめたパッケージを用意しました。今からでも適切に対応すれば解消できますので、ぜひ一度ご相談ください。
運用ルールを厳しくすることで、自由にアプリを作れなくなり、市民開発が抑制されるのが心配です。
「自由」と「統制」のバランスが重要です。本パッケージでは、お客さまの利用状況や要望に合わせて、経験豊富なエンジニアが最適な運用ルール作りをサポートします。現場のニーズを活かしつつ、安全に使える仕組みを一緒に考えましょう。
Power Platform の運用整備を早く始めたいのですが、準備に時間がかかりそうで不安です。
Step 1 から Step 3 の完了まで、全体で約 2.5か月ほどを想定しています。
運用方針の策定だけをお願いすることはできますか?
はい、可能です。 必要なサービスだけを選んで利用できますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
自社のやり方に合わせて、運用方針を一からじっくり考えてほしいのですが、可能ですか?
はい、対応できます。 本パッケージで提供するのは一般的な運用方針の策定支援ですが、お客さまの要望を詳しく伺い、オーダーメイドで運用方針を一から策定するプランに変更もできますので、お気軽にご相談ください。
JBS では、他にも Power Platform 活用や運用管理を支援するサービスを用意しています。